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株式用語の解説 : 以下、アイウエオ順に書かれています。 Kaz の独特の解説を載せるよう心掛けています。
(このサイトは11月14日に、更新されました。)
ア行:
売り材料、LBO、終値、ROE(株主資本利益率)、
カ行:
買い材料、株主総会、株式価値の希薄化、希薄化、
サ行:
ストップ高、損切り、
タ行:
ナ行:
内部留保、
ハ行:
バーチャル株式投資倶楽部、配当金、始値、初値、PER(株価収益率)、1株当たり利益の希薄化、含み益、
ブラックマンデー、
マ行:
「銘柄」、 「もうはまだなり、まだはもうなり」、
ヤ行:
「寄り付き」、
ラ行:
「利益」、
ア行
■ LBO(Leveraged Buyout)
野村證券のサイトでは、以下のように定義されています: 「自己資金は少なくても、金融支援(=買収をしようとする企業の資産や将来のキャッシュフローを担保として銀行借入れなどをおこなうこと)を受けることによって、企業を買収すること。」
日本の会社で、初めてLBOを仕掛けたのは、私の記憶に間違いがなければ、ソフトバンクが海外の会社を初めて買収したときに、LBOを使いました。確か、ジフ・ディビスという会社でした。その買収が、後にヤフーを発掘することに繋がりました。
■ 売り材料(bearish factor)
株価を下落させる材料。(bearish は、名詞の bear の形容詞です。)
■ 終値(おわりね)(= closing price / closing stock price)
株式市場が開いた日の最後に付いた値段を、終値と呼びます。(「始値」も参照)
カ行
■ 買い材料(bullish factor)
株価を上昇させる材料。「売り材料」も参照。 (bullish とは、名詞の bull の形容詞です。)
■ 株主総会 (shareholders' meeting)
日本では、6月が株主総会の季節です。
一昔前までは「シャンシャン総会」と言って「異議なし!」、「異議なし!」
で、わずか20分ほどで終わっていたそうです。
でも今では多くの会社が、株主重視の姿勢を打ち出しているので、株主総会も
株主にとって、出席する価値が十分あります。
日本経済新聞の調べでは、「今年の株主総会に出席する予定がある」、という
人は13.4%で、「ない」と答えた人は58.6%でした。
株主総会に出席するのは、20代が一番多く、次に50代、30代、40代の
順でした。
『クイックサーベイ「株主総会に出席予定」20代が最高の18% 得られるか
若者の信任』13ページ 2005年6月20日 編集委員 前田昌孝
日本経済新聞より
■ 株式価値の希薄化
「株式価値の希薄化」は、「希薄化」とも「1株当たり利益の希薄化」とも言います。
簡単言うと、株の価値が下がることです。すると株価は遅かれ早かれ、適正な価格まで下落します。
野村證券のサイトでは、以下のように定義しています:「時価発行増資や新株予約権の行使等による新株発行によって、発行済株式総数が増加し、一株当たり当期純利益等の減少をもたらすこと。」
■ 希薄化
「株式価値の希薄化」を参照。
サ行
■ ストップ高(だか)
日本の株価は「値幅制限」があるため、株価がある一定のところまで上がると、ストップ高になり、その日は、それ以上、上昇しないように、なっています。ストップ高(だか)を、S高
とも書きます。
ストップ高の反対が、ストップ安(やす)。
期待通りにいかずに、株価が下落してしまい、それを売却して損失を出してしまうこと。
この株式用語が載っていたのは、以下の本だけでした。
「株式用語辞典 日経文庫」
「株式用語1000辞典―わかりやすい、読みやすい、引きやすい」
ナ行
■ 内部留保
「内部留保」とは、貸借対照表(BS)の資本の部にある、「利益準備金」と「剰余金」を指します。
内部留保とは、会社が稼いだ利益の、蓄積した資金のことを指します。
「内部留保が厚い」とよく言います。この意味は、資金が潤沢な場合です。すると、財務が非常に
安定した会社だということになります。
「内部留保が厚い」ということは、手持ち現金が多いと言うことに、普通はなりますが、会社によって
は、有価証券など、より有利な運用に努めているところもあるそうです。
ただ最近では、会社が多額の内部留保と現金を抱えるより、株主が高い配当を求める傾向が出て
きているようです。
ハ行
■「バーチャル株式投資倶楽部」
野村證券が、自社のサイトでサービスとして行なっているものです。バーチャルの世界で、100万円を元手に、株式の
投資ができます。
株式投資は、まだ挑戦したことがない方には、お勧めです。
■ 配答金(dividend)
配当金は基本的には、利益の中から出すものです。少なくとも今までの日本の企業は、そうして来ました。
なお、利益ではなく損失となった場合は、内部留保を取り崩して配当をすることも、ありますが、普通は無配に
なります。
ライブドアのニッポン放送買収の場合は、フジテレビが配当金を増やしましたが、このようなケ−スは、まだ例外
です。
■ 始値(はじめね = opening price)
株式市場が開いて、最初に付いた値を始値と呼びます。
「始値=はじまりね」、ではありません。実は、著者は長い間、「はじまりね」と読んでいました。(恥ずかしー!)恥ずかしいので、
これは内緒です(汗)。
■ 初値(はつね)
株式市場でに新規株式公開(IPO)した後、売買が最初に成立したときの株価。最近はほとんどの場合、初値が、公募、売り出し
価格を上回る初値がつきます。
2005年9月に上場した、オールアバウトは、上場2日目にやっと初値がつきました。なんと、公募価格の7.8倍!!!
■ PER(株価収益率)
PERの読み方は、ピーイーアールです。
株価が高いか低いかを計る、指標。ファンダメンタル投資家にとっては、最重要の指標の一つです。
PER = 株価 ÷1株当たり利益 (EPS)
PERが高ければ高いほど、その株は割高(つまり買うべきでない)となり、低ければ低いほど割安(つまり買う魅力を感じる)となります。
どんなに成長性が高い素晴らしい会社でも、割高な株を購入すると、短期的にはその株価はなかなか上がりません。それどころか
割高のため、その株は大きく下がる可能性があります。つまり、割高の株を買うとリスクが高いです。
PERが高い株を買うと、本当に不幸です。どのくらい不幸かと言うと、シェークスピアのマクベスになったくらい不幸です。
一般的に、ネット企業はPERが高い傾向にあります。成長が早い、または大きな成長が見込める、という投資家の期待が大きいのが
理由です。
PERの例の一つです。カッパ・クリエイトのPERはこちらです。
■ 1株当たり利益の希薄化(ひとかぶあたりりえきのきはくか)
「株式価値の希薄化」を参照。「1株利益の希薄化」とも言います。
「含み益」とは、簡単に言うと、取得した金額と比べて、現在の価格が上回っていると、それが含み益となります。それは株の時も土地の
時もあります。
ある主婦の方が、超レアな400円切手を数年前に買いました。それは超レアなため、今ではその価値は、800円〜1,200円になっています。
しかし毎年つけている家計簿には、「切手400円」としか書いていません。つまり家計簿(財務諸表)では、400円としか書かれていません。
これを、TBS(9401)に当てはめてみます。
TBSは05年10月20日現在、赤坂の土地(およそ1万坪)と、東京エレクトロンの株(1,322万株)を保有しています。
赤坂の土地は、およそ1,200億円〜1,600億円と見られています。しかし簿価は400億円なので、含み益はおよそ800億円〜1,200億円と
見られています。
「含み益 」というのは、まだ財務諸表上に反映されていない利益です。
一方、TBSが保有している東京エレクトロンの株の含み益は、すでに財務諸表に反映されています。となると土地の含み益を株価に反映
させると、TBSの株価は2,200円〜2,500円くらい、というのが専門家の一般的な見方とされています。
ちなみに、野村證券のサイトでは、以下のように定義しています。
『会計上、資産の評価として購入時の価格を基準とする「取得原価主義」をもとにすると、時価をもとに算出した資産価値が簿価上の資産
価値を上回っている場合、その差額分を含み資産という。この資産の値上がり益を含み益という。』
■ ブラックマンデー
1987年10月19日、ウォール街は大暴落しました。1日のうちに平均株価は508ドル下がりました。その後、この日は 「ブラックマンデー」 と呼ばれています。
ちなみに、FRB(米連邦準備理事会)のアレン・グリーンスパン議長は、レーガン大統領の指名で1987年に現職に就任しました。当時は、グリーンスパン議長の評価は低かったために、議長就任決定後は、アメリカの株価は下落しました。
そのすぐ後に、ブラックマンデーが起きました。その時のグリーンスパン議長の対応が的確だったために、市場の信任を得てアメリカの株価も安定しました。 関連サイト
■ PEGレシオ
マ行
■ 銘柄(めいがら)
銘柄とは、株式市場で取り引きされている株式の呼び名です。
どの銘柄も「銘柄名」と「銘柄コード」があります。
■ 銘柄名(めいがらめい)
株式市場で取引されている企業の名前です。
テイクアンドギヴ・ニーズ、ライブドアソニー、トヨタ自動車、日産自動車、
エヌ・ティ・ティ・ドコモ、本田技研工業など。
似た名前がいくつもあるので、注意が必要です。
例えば、牛丼の松屋の銘柄名は「松屋フーズ」です。「松屋」は、デパートの
松屋の銘柄名です。
また、「エイペックス」という会社と、「エイベックス・グループ・ホールディングス」
という会社があります。
後者は、旧名「エイべックス」で、歌手、浜崎あゆみさんが所属する、大手レコード会社です。
前者は、半導体製造装置の販売会社です。
全く違いますね(笑)。
「エイペックス」と「エイべックス」。違いがお分かりいただけますか?
このように似た名前の会社があるので、必ず銘柄名と、銘柄コードの両方を確認して
から、注文を出す癖を付けてください。
また、ブランド名が銘柄名と同じでない場合もあります。ご注意下さい。
例えば、「ユニクロ」の社名は、「ファーストリテイリング 」です。
銘柄名が分からない時は、ヤフーやグーグルといった検索エンジンを使って、
ブランド名を打ち込み、その会社を調べれば、すぐに分かります。
パソコンが苦手な方は、会社四季報がお手元にあると、便利です。
会社四季報 2005年4集秋号
日経会社情報 2005年 秋号
(大きく見やすいのは、こちら↓)
会社四季報 机上版 2005年4集秋号
日経会社情報 2005年 秋号 大判
■「銘柄コード」
株式市場で取引されている企業を、4桁の数字であらわしたものです。
6758、7203、7201、9437、7267などなど。例えば、テイクアンドギヴ・ニーズなら
4331です。ファーストリテイリング なら、9983です。
野村證券の「バーチャル株式投資倶楽部」の銘柄検索では、銘柄名・銘柄コードの
どちらでも企業を検索することができます。
株式投資の有名な格言。
上昇している株は「もう、そろそろ天井かな」と思って売ってしまうと、
さらに上昇してしまう。
また、下落している株は「まだまだ下落する」と思っていると、そこが底値
で買いそびれてしまう。
この格言は、相場と投資家心理の、行き違いを表しています。
私は株式投資の用語辞典を6冊ほど持っていますが、この格言が載っていた
のは、以下の2冊だけでした。そして、2冊の説明は、微妙に違いました。
「株式用語1000辞典―わかりやすい、読みやすい、引きやすい」
ヤ行
■ 寄り付き(よりつき)(Open, Opening session, Opening quotation)
日本の株式売買は、朝の9時に始まる。その時いの最初の売買を指します。
その時についた値段を、寄り付き(または「寄り付き値」)と呼びます。
寄付きは、通常2回あります。午前立会い(前場(ぜんば))での寄り付きと、
午後立会い(後場(ごば)) での、後場寄りです。
ラ行
■ 利益
「利益」は、「最終損益」というときもあります。他にも様々な言い方があります。
黒字の場合、「最終利益」、「当期利益」、「税引き後利益」、「税引き利益」、「純利益」などです。
赤字の場合、「最終損失」「当期損失」「純損失」などです。
・著者の独りごと・
なぜ呼び方を一つにまとめないのか、不思議です。
私が初めてこれらの言葉に接した時は、いちいち辞書などで調べました。後日ある本で、これらが
全く同じ意味だと知って、バカバカしくなりました。まるで、財務を勉強する初心者への嫌がらせだ、
と思ってしまいます。
様々な本が出版されています。どの本も一長一短でしょう。ご自身に合った本を
お選び下さい。
日本にはなぜか、「ファンダメンタル投資家」 と 「テクニカル投資家」 の違いが
書かれていない本が、少なからずあります。しかし、上の本は、31ページから
38ページまで、きちんと書かれています。ご興味のある方は、本屋で立ち読み
されるのも良いでしょう。
以下の本は、特に 「ファンダメンタル投資家」 と 「テクニカル投資家」 の違いは
触れいていません。
しかし、「金持ち父さん 貧乏父さん」 より一回り小さいので、持ち運びに便利
です。
「Q&A株式投資100の常識 Q&A100の常識シリーズ」
これは、辞書ではありません。ありませんが、PER、PBR、REITなど、基本用語が
解説されています。
株式投資初心者の方に、お勧めです。
この本は、図がいくつもあって見やすいです。ただ、いくつかの用語は英語で
書いてあるので、英会話に興味のある人には、必見でしょう。索引あり。
この本は図が入っていないので、不満な点です。しかし、1,400語を収録。
上の本よりも、はるかに収録されています。また、文庫本なので持ち運びに
便利です。しかも、値段が1,000円と、他の本よりも安いです。索引あり。
「株式用語1000辞典―わかりやすい、読みやすい、引きやすい」
この本は、用語が1000あり、他の辞典より多いので、便利です。
「はじめての人でも安心してできる 株のことがわかる事典」
この本も、かなり多くの用語が書かれています。
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