シュレッダーのマーケット市場の8割を握る明光商会
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(以下は、05年4月9日に書いたものです。)
【個人情報保護法とシュレッダー】
3月31日付けの日本経済新聞の夕刊に「シュレダー家庭に浸透 漏えい防止
意識高まる 個人情報保護法あす施行」という記事がありました。
これを見て、シマッタ! と思いました。このニュースは前々からありました
が、今まで特に気に留めていなかったです。
このニュースを見て、市場シェアを80%を取っている明光商会(9858)の
株価を、すぐにチェックしました。案の定、株価は1年前の2倍にまで買われ
ていました。
1年ほど前の明光商会の株価は、600円で、今日の終値は1371円です。
悔しい!
「今から買っても儲けられるのでは?」
しかし、ここで感情的にならず、冷静に状況を把握する必要があります。
今後も、シュレッダーが多く買われることがあれば、今からでも株を購入した
いのですが…。
明光商会のPERを、楽天証券のマーケットスピードで見ると、311.59倍
です。
これは異常な高さです。
そこで、明光商会のウェブサイトへ行って、中間決算や各種情報をチェックす
ると、今期は特別損失などがあり、一時的に利益が大きく減少するとのことで
す。そのため、今期だけ一株当たり利益が大きく減少し、PERも一時的に、
大きな数字になってしまったのです。
問題は、今後もシュレッダーの売り上げが大きく伸びるかどうか?
シュレッダーは、各会社に1台あれば、それ以上買う必要はないでしょう。
結論としては、明光商会の株価は短期的にはもう少々伸びる可能性はあるかも
しれませんが、長期的に伸びることは期待できないでしょう。
また、株を購入するのにリスクを減らすには、すでに大きく利益が伸びた会社
よりは、まだ、誰もその株の存在に気付いていない時、つまり誰もまだその株
を購入していない時に、その株を購入することです。1年で倍になってしまっ
た会社は、
しかし、市場の伸びを見ると、今後も大きく伸びる市場ではないようです。
4月1日、テレビ東京のWBSで「シュレダー需要」と題したグラフが出てい
ました。そのグラフは「JBMIAの調べ」を基にしたものでしたが、それを
見ると、03年から04年(見込み)は、かなり延びています。04年(見込み)
から05年(予測)は、ほぼ横ばいです。
そこで、JBMIA(社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会)のウェブ
サイトへ行って、実際の数字を確認しました。
以下の通りでした。
http://www.jbmia.or.jp/ 「主な事務用機械の生産状況時系列表」より
数量(台数) 金額(百万円)
99年 60,338 6,086
00年 57,720 5,190
01年 47,155 4,656
02年 37,273 4,420
03年 40,308 4,563
04年 53,979 5,456
(04年は1月から11月までの数字です。12月分は、まだ含まれていませ
ん。ですから、04年の数字はもう少々大きくなるでしょう。)
その表には、なぜか05年の予測の数字は、入っていませんでした。しかし、
WBSのニュースでは、05年の売上予想が出ていて、それは04年の売上と
比べたら、ほぼ横ばいでした。
著者が狙う会社は、長期的に成長が続く会社です。売上や利益が横ばいの会社
には、興味は湧きません。
しかも、シュレッダーの需要が高まったとはいえ、99年の数字には及びませ
ん。
楽天証券のマーケットスピードを見ると、PERが300倍以上ですが、これ
も、計算すると、正確な数字をはじき出せます。
PERは、その株が割高か、割安かを見る指標です。
1日終値が1,371円なので:
株価 ÷ 一株当たり利益(EPS) = PER
1,371÷25円(06年5月の一株当たり利益)=54.84倍
05年5月の一株当たり利益は、特別損失があり、一株当たり利益が4.4円
です。正確な数字は06年5月の一株利益を見る必要があります。
来年の売上が今期とほぼ同じだということを考慮すると、売上や利益が来年、
大幅に伸びることは考えづらいと思います。ということは、明光商会の現在の
株価、1,371(4月1日終値)は、PER=54.84倍なので、決して低い
数字ではなく、むしろ買われ過ぎの可能性もあります。
明光商会の株価は、4月1日(金)に大きく買われ、1,480円の高値まで
つけました。その後、売られて結局、終値で1,371円で、前日比21円高
でした。
人気化する株は、買われすぎてバブル化することがよりあります。もし、売上
がこの後も同じくらいでしたら、大きなコスト削減がない限り、利益の大きな
伸びは期待できない、と思いました。
■個人シュレッダーの市場
家庭用シュレッダー、または中小の会社向けシュレッダーの、市場も調べまし
た。
3月31日夜、夕刊を見てすぐに、大手のデパート2つなどへ行って、家庭用シュ
レッダーを製造している会社とその値段、デザインなどを調査しました。
著者は都心に住んでいるので、その点が便利です。
その後、ウェブサイトで、それらのシュレッダーの会社を見つけて、各会社を
サーと調べました。
上場していない会社もありました。
個人的には、魅力的な会社は一つもなかったです。ですから、特に何もご報告
することはありません。
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05年12月27日の終値で株価は、2,475円でした…。
明光商会は、無借金で株主資本比率も70.9%と非常に優れています。
4月から見ると、株価は倍近くになっています…。どうも状況は、私が思っていたよりも
業績が良くなっていて、上方修正をしそうな勢いです…。
悔しい!!!