もし会計基準が変更されたら、
アセット・マネジャーズは大丈夫?
不動産ファンドは、以前、株価は大きく下落しています。
一説には、会計基準が変更されると、不動産ファンドの企業の有利子負債が巨額になり、
経営に影響が出る、という話があります。
また、アーバンコーポレイションが決算発表前に、監査法人と同意ができなかったため、
業績下方修正した、というのも投資家に非常にマイナスの印象を与えたといえるでしょう。
この点については、私はすでにアセット・マネジャーズに問い合わせておりました。
少々、発表が遅くなりましたが、以下は、アセット・マネジャーズのIRへの質問です:
Kaz:アーバンコーポレイションのように、決算発表ギリギリになって、「監査法人と
見解の相違があったために、業績が発表できない」とありました。
また最近は不動産ファンド関連株は、連結会計が厳しくなる見通し、などといった
話もあります。
御社の場合は、そのあたり、どのように対処していらっしゃいますか?
IR :日ごろから監査法人の会計士と、常にコンタクトを取りながら、会計的処理の確認を
取りながらやっています。
確かにライブドア事件以来、投資ファンドのスキームについて、連結するかしないかの
解釈が議論を呼んでいます。
業界標準がない現時点では、見解の相違があったとき、もめるケースがあるかもしれ
ません。
会計業界が、夏くらいまでに業界として、「連結にすべきか、どうか」の結論が出るかも
しれません。そうなった場合、会計基準の変更によって、弊社でも、その影響を受ける
可能性があると言えます。
Kaz:今現在は、アセット・マネジャーズが子会社の50%以上の株を保有している場合は
連結対象となり、30%未満でしたら、ええと…
IR :現在の会計基準では、きちんとした線引きが出来ない部分があり、なんとも言えません。
ただ弊社としては、会計士ときちんと確認をして06年度3月期を発表しています。
今後、会計基準がより厳しくなり、連結対象となる可能性は十分ありえます。そうなれば
表面的には、株主資本比率は下がる可能性はありますが、実態は変わっていません。
一番厳しい会計基準になったとして、ノンリコースローンを全て連結対象として連結決算の
BS(貸借対照表)に載せることになるかもしれません。
しかし、ノンリコースローンは他のローンと違うのと、今の決算書ですでに別途、「ノンリコー
スローン」として決算書に載せています。
そもそも、ノンリコースローンを連結に載せるのが正しいかどうか、という点があります。
特定の財産に載っているものなので。
仮に投資ファンドが潰れても、弊社の資産に遡求してくるものではありません。弊社の利益
から切り離れています。そのローンは弊社は被らないのです。だからノンリコースローンと
呼ぶのです。
それで弊社のBSには、ノンリコ(ノンリコースローン)とローンは、別立てで載せているのです。
ですから、表面的にBSが変わっても、実態は変わらないのです。
つまり、会計基準が変わっても、アセット・マネジャーズには、大丈夫だというのが私の感想です。
またアセット・マネジャーズは、財務の健全性を図るため、株主資本比率は常に50%近くに設定
しています。その点でも、短期的に特に問題はないと思っております。
アセット・マネジャーズのIRへの質問は、今後も乗せていく予定です。
その他のアセット・マネジャーズについてのサイトは以下です: